もっと炎を。

投資や節約についての備忘録です

楽天グループ(4755)の優待が…

 優待について、楽天グループが事前に発表していた内容から大幅に変更し、凄いことに。

1 優待内容

 以前の内容は、保有株数や保有期間に応じて3~6か月程度、データ通信が使えると言ったものでしたが、変更後は「「音声+データ30GB/月」プランを1年間無料にてご提供」とのこと。これ、かなりお得な優待ですね。最低でも月1000円程度する音声通話付のSIMが1年間使えることになります。

 なお、詳細は、楽天のウェサイトにて。

株主優待制度|楽天グループ株式会社
 

2 とは言え、、、

 問題点と言うか、この優待は恐らく販促のための優待と思われるので、1年限定になるでしょう。昨年の12月末時点で保有していた株主のみがこのメリットを受けられるので今からどうこうできるものではない気がします。もし毎年、この優待が受けられるのであれば、100株保有者が激増するでしょうね。
 

3 活用方法

 1年限定と思われるので主回線には出来ません。有効な活用方法としては、維持費のほとんどかからないPOVOを主回線に、楽天優待を副回線として使っていく、みたいな感じが一番おいしいのではないでしょうか。
 我が家の場合、たまたま1単元を保有していたため、1回線は恩恵にあずかることができるわけですが、どのように運用するか難しいところ。

sunatubu.hatenablog.jp

 なお、私の今の携帯回線は以前記事にしたとおり、「楽天モバイル+LIBMO」のデュアルSIMでの運用です。

完全にただのメモ(TOBとなった持ち株)

最近、TOBやMOBとなる持ち株が多くあるような気がしますが、おそらく自分の保有株が対象となったからそう感じるだけでしょうね。

ちょっと備忘用に、銘柄を確認。と言っても2つだけなんですが。
どちらも1株をマネックス証券保有しちたため、売ることができず、、、

昨年の8月にTOBを発表。
昨日ようやく支払いのご案内が郵送されてきました。

  • システム情報

昨年の9月末に発表。
支払いは、2024年5月ごろの予定とのこと。

もうマネックスで単元未満株を保有するのはやめよう…。

備忘録(1月の配当)

早くも1月が終わりました。

今月の配当をもらった日本の銘柄は3つ。

  • ハニーズホールディングス(5月決算)
  • フジコーポレーション(10月決算)
  • 伊藤園優先株式)(4月決算)

外国の銘柄は4つ。

  • USバンコープ
  • ロッキードマーティン
  • カナディアンナショナル鉄道

いずれも、昨年から保有しており、買い増しも売却もしていないため、配当の総額は昨年とほぼ同じでした。

家電量販店2(各企業について)

 前回の続きです。株主優待の内容が良いため、最低単元であれやこれやと株を持っている家電量販店業界について、前回の続きです。ざざっと各企業の特徴について記載してみました。
 

  

1 ヤマダ(一言:業界首位)

 売り上げ業界首位の国内最大の家電量販店、首位になってからもう20年ほど経過。ただし、2010年ごろには2兆円あった売り上げが、現在は1.6兆円ほどと2割も減少。2位集団M&Aなどを通じて売り上げを伸ばしている中、その差は縮まっていると言えます。
 経営形態は、主には郊外型店舗が主力ですが、LABIと言う名前で都市型店舗もそれなりに有しています。また、近年EC部門の売り上げが急激に伸び約1500億円と、EC化の先行していたビックカメラと同等、ヨドバシカメラに次ぐ規模に成長しています。
 EC部門の他に近年力を入れていそうなのが住宅関連(大塚家具やレオハウスを子会社化または吸収合併)。ただ、売り上げは全体の2割にも満たないため、あくまで現時点での主力は、実店舗の家電量販店と言えます。
 業界首位なだけあり、家電に関して全方向に手を広げている感じがありますね。
 

2 ビックカメラ(一言:都市型だけど全国展開)

 直近の決算では、一応2位集団の中ではトップ。とは言え、2位集団は団子状態なので、大きな差はないと言えますが。
 ビックカメラ自体の経営形態は都市型店舗ですが、傘下のコジマが郊外型店舗であるため、都市型店舗、郊外型店舗どちらもある形になっています。
 EC部門の売り上げは約1500億円と、ヤマダと同等、ヨドバシカメラに次ぐ規模。なお、売り上げがヤマダの半分程度であることを考えると、EC化率はヤマダの倍と言えます。
 

3 ケーズ(一言:実店舗重視&家電特化)

 経営形態は、ほぼ郊外型店舗のみ。EC部門の売り上げ額を見つけられませんでしたが、力を入れているようにはみられません。また、特徴として、完全に家電に絞って販売しているようです。
 ケーズは同業他社に比べ利益率が、(ノジマと並び)高いのが特徴です。利益率が低くなりそうなEC部門が小さい(EC化率が低い)ことと、品ぞろえを絞っていることに要因がありそうです。
 

4 ヨドバシカメラ(一言:EC化で他社に先行&非上場)

 経営形態はビックカメラ以上に都市型店舗に注力している形。同業他社と比べた時、一番の違いははEC部門。ヨドバシカメラのEC部門は同業他社よりも先行しています(売り上げ:約2200億円)。いち消費者としてみても、ヨドバシカメラのオンラインショップは、品ぞろえこそ劣るものの、使いやすさで言えば、アマゾンや楽天よりも使いやすいと感じます。
 非上場のため、詳しいデータは不明です。

5 エディオン(一言:最悪期は脱した)

 正直、他に比べて特徴らしい特徴を見いだせないのがエディオン
 経営形態が郊外型店舗で、EC化率が低いのが特徴と言えば特徴。ただ、この2点はケーズと被りますね。ケーズとの違いは、ケーズは完全に家電に注力しているのに対して、エディオンは多少ですが他にも手を広げている点でしょうか。
 

6 ノジマ(一言:家電と携帯販売の両輪)

 売り上げの4割が家電、4割がキャリアショップ運営、2割がその他と言う構成。このため連結の売り上げは約6000億円ありますが、家電部門だけで言えば、ジョーシンよりも低くなります。キャリアショップ運営は、2015年にITXを、2023年にコネクシオを買収したことで業界でもかなりの規模(ティーガイアに次ぐ2位)となっています。
 ケーズと同様にノジマの家電部門は好調で他社よりも利益率がよさそう。ただ、キャリアショップ運営は、業界全体が苦しいのかノジマもイマイチ、とは言え、キャリアショップ運営が赤字というわけではありません。
 

7 ジョーシン(一言:関西のお店)

 売り上げが2位集団の約半分の大手家電量販店。EC部門の売り上げが約750億円と他社に比べEC化が進んでいる様子。関西を中心とした出店で、北関東以北、中国地方以西には店舗がありません。
 特徴は、他社に比べて玩具が強いイメージがあります(店舗:キッズランド)。どうしても家電部門は競争が激しく利益が取りにくいのに比べ、競争があまり激しくない玩具部門は、それなりに利益がだ出そうな部門ですね。

家電量販店1(業界全体をざっくりと確認)

 保有株をよくよく見ていると、その業界の企業の株、全部持っているんじゃないかって業界がありました。家電量販店です。この業界の株、株主優待の内容が良いので、最低単元であれやこれやと持っています。
 どうせだからちょっと各企業の業績でも見てみようかと思い立ち。
 

  

1 業界内の企業

 大手家電量販店の情報をざっくり表にしました。なお、ノジマの売り上げは約6000億円とジョーシンよりも上ですが、家電部門は4割程度しかないため、除外。

企業名 売り上げ EC部門 特徴
ヤマダ 業界首位
約1.6兆円
EC部門は2位集団
約1500億円
郊外型
ビックカメラ
(傘下にコジマ)
業界2位集団
7~8000億円
EC部門は2位集団
約1500億円
都市型
ケーズデンキ 業界2位集団
7~8000億円
EC化率小 郊外型
家電に特化
ヨドバシカメラ
(非上場)
業界2位集団
7~8000億円
EC部門は首位
約2200億円
都市型
EC売上は首位
エディオン 業界2位集団
7~8000億円
EC化率小  
ノジマ 約6000億円    
 
ジョーシン 約4000億円 EC部門はそこそこ
約750億円
 

 

2 売り上げ

 図は、ここ10年の売り上げ推移です。ヨドバシカメラは非上場ゆえデータ不足で、ノジマは家電部門が全体の4割程度で比較しづらいため除いています。

 売り上げは、ヤマダが2位集団に倍以上の差を付け圧倒的首位です。ただ、2010年ごろは、2兆円の売り上げがあったことを思うと随分と落ちたとも言えます。
 おおざっぱに見て、どこも横ばいですね。あえて言えば、ほんの少しずつですがケーズデンキが他企業との比較で伸びてきているかな。
 

3 利益

 図は、ここ10年の利益推移です。売り上げの図と同じく、ヨドバシカメラノジマは除いてあります。

 ケーズデンキの利益が良いですね。売り上げに対する利益率で考えると、頭一つ抜けている感じでしょうか。ケーズデンキ以外の企業を利益率でみると団子状態。
 ちなみに、ノジマケーズデンキに匹敵あるいは上回る利益なり利益率を出しています。
 

4 避けては通れないEC部門

 将来を語る上で、避けては通れないのがEC部門です。ここは、ヨドバシカメラが頭一つ抜けています。
 EC化率は、二極化していて、ケーズデンキエディオンが実店舗重視ゆえかEC化率は低い。ビックカメラヨドバシカメラジョーシンはEC化に力を入れているのかEC化率が高くなっています。ヤマダは、EC化率が低いグループに入ると思いますが、近年EC部門の売り上げが急激に伸びて、売り上げがビックカメラと同等、ヨドバシカメラに次いで2位集団になりました(元の売り上げが多いので、率で言うと、まだ少ないですが)。
 EC化については、どう捉えるか難しいところ。EC化していないと、将来的には、アマゾンや楽天に全部持っていかれて詰む、かも知れない。けれども、現状でEC化に大きく投資してまで見返りがあるかと言うと。。。と言う感じですね。実店舗の方が利益はでるでしょうし。ただ、ケーズデンキエディオンがイマサラ頑張ったところで、EC部門ではジョーシンにすら大きく差を付けられている現状では難しい気もします。

年間取引報告書で課税の確認

そろそろ昨年の特定口座の年間取引報告書が、証券会社から出てきます。例年はざっとみるだけですが、今年は、クロス取引を久しぶりに行ったため課税がどうなっているか細かく数字を追いました。

 

1 クロス取引

クロス取引は、買い注文(現物買い)と売り注文(信用売り)を同一価格、約定させる取引です。目的はもちろん株主優待で、権利日に値動きのリスクを回避する一方、優待の権利だけは得ることができます。
 

2 クロス取引の課税確認

このクロス取引、権利日に保有する関係上、配当が出るわけですが、特定口座の源泉徴収ありだと、「買い」側は、配当金は課税される反面、(一般信用だと)「売り」側は課税前の配当がそのまま取られていきます。例えば、1万円の配当なら、約8000円入ってきて、1万円出ていく感じですね。
この差額が(=課税された金額が)きちんと還付されているか年間取引報告書で確認したかったのです。(結果は、もちろんきちんと還付されていました。)

結果はこんなもの

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

さて、昨年の投資成績について、少し確認してみました。投資ブログ界隈では、なかなか景気の良い話しが聞こえてきますが。

 

1 個別株投資をする意味は

半年前にも記事にしましたが、投資をするのはお金を儲けたいからです。会社の業績を決算資料などから見たりすることは楽しいですが、それでも投資をするのは儲けるためです。昔に比べて今は投資環境がとても整っているのため、インデックスファンドに投資をして、ほったらかしにしておくだけで十分ですね。それでも私は個別株に投資しています。
 

2 対指数

今年の株価は、好調でしたね。どちらも円安を背景に、日本株は25%程度、円基準で考えると外国株も良いパフォーマンスで、30%程度上がっていたのではないでしょうか。こんな数値がいつまでも続くわけはないとは言え、うらやましい限りです。私は、半分にも満たないパフォーマンスでした。
 

3 リスクとリターンは考えましょう

実際のところ、指数に対してパフォーマンスが落ちているのは、債券&現金の保有比率が、半分近くあるので仕方のない面もあります。過剰なリスクを取らないよう、債券は外せないですから。