もっと炎を。

投資や節約についての備忘録です

年間取引報告書で課税の確認

そろそろ昨年の特定口座の年間取引報告書が、証券会社から出てきます。例年はざっとみるだけですが、今年は、クロス取引を久しぶりに行ったため課税がどうなっているか細かく数字を追いました。

 

1 クロス取引

クロス取引は、買い注文(現物買い)と売り注文(信用売り)を同一価格、約定させる取引です。目的はもちろん株主優待で、権利日に値動きのリスクを回避する一方、優待の権利だけは得ることができます。
 

2 クロス取引の課税確認

このクロス取引、権利日に保有する関係上、配当が出るわけですが、特定口座の源泉徴収ありだと、「買い」側は、配当金は課税される反面、(一般信用だと)「売り」側は課税前の配当がそのまま取られていきます。例えば、1万円の配当なら、約8000円入ってきて、1万円出ていく感じですね。
この差額が(=課税された金額が)きちんと還付されているか年間取引報告書で確認したかったのです。(結果は、もちろんきちんと還付されていました。)