もっと炎を。

投資や節約についての備忘録です

西松屋から株主優待品が届きました

 株式会社西松屋チェーン(7545)は、乳幼児用品、小児用品の販売を専門で行っている小売業です。競合はセブン&アイ傘下の「赤ちゃん本舗」やトイザらス傘下の「ベビーザらス」あたりになるでしょうか。
 

  

1 株主優待

 株主優待品は、年2回、100株で1,000円分の、500株で3,000円分の、1,000株で5,000円分の買い物券がもらえます(3年以上保有でさらに増えます)。

 私は、最低単元の100株保有(3年未満)ですので1,000円分頂きました(11月上旬)。子供用品が不要でも、カフェインレスコーヒーとか何かしら使い道はありそうです。

 

2 業績

 売り上げはずっと右肩上がり、西松屋にとって少子化ってどこの世界の話しなんでしょうね。利益には波があり増えたり減ったりを繰り返しつつも一応は上がっている感じでしょうか。とは言えここ最近の利益の伸びが良いだけで、利益は横ばいに近い感じです。店舗は既に47都道府県すべてにある(約1,000店舗)ので、今後はオンライン事業をどこまで伸ばせるかが売り上げ拡大の鍵となりそうです。オンライン事業と、店舗事業とではノウハウが全然違うと思いますので、注視すべき点ですね。
 なお、競合他社の「赤ちゃん本舗」「ベビーザらス」の店舗数は、100店舗を超える程度で、ビジネスモデルがやや異なる感じがします。西松屋赤ちゃん本舗ベビーザらスのいずれも行ったことがありますが、西松屋には店員が殆どおらず、店舗も他二つに比べるとそこまで大きくない感じがしたのに対して、赤ちゃん本舗ベビーザらスは、大きな店舗で店員も多く品ぞろえも豊富な感じがしました。また商品価格は、総じて西松屋が安く、赤ちゃん本舗ベビーザらスの方が高いイメージでしょうか(単に西松屋の方が安い物を多く置いていると言う感じでもある)。
 

3 各種指標

 現時点での各種指標は、予想PER約12倍、PBR約1.5倍、配当利回り約1.5%です。自己資本比率は約60%、現預金が負債を超えている状態なので財務的に問題は見られません。EPS(一株当たりの利益)は横ばいに近い感じですが、BPS(一株当たりの純資産)は着実に増えています。他にも、ROE約10%、ROA約6%と頭抜けて良いわけではないですが、指標的にはそれなりの数値がそろっています。
 指標(数値)だけ見て判断するわけではないのですが、数値的には買い増しても良いかなと思える値ですね。